生物防除のお話&実験。
みなさんこんにちは。
夏季実習では、様々な実習が行われます。今日は、山形大学から先生をお招きして、生物防除のお話と実験を行いました。おもに、農業害虫であるアブラムシとその天敵生物、その生態などについてのお話と実験を、それから、農業への利用方法と注意が必要なところなどを教えていただきました。
さて、こちらが今日の実験の主役。
テントウムシ(ナナホシテントウ)の幼虫です。乗っている葉はソラマメの葉。右上にゴマの様なものは、アブラムシです。 こちらは、実験している様子。ソラマメについているアブラムシの数を数えているところです。その後、テントウムシの幼虫を葉に乗せてしばらくすると・・・・
アブラムシが捕食され、数が減ることが観察できます。約5時間で、50匹のアブラムシを食べてしまった幼虫もいました。すごい食欲です。
テントウムシなど、アブラムシの天敵昆虫5種類と、その昆虫がアブラムシを捕食する様子を顕微鏡で観察したり・・・
テントウムシの幼虫が、アブラムシの捕食前と後では、どんな動きをするか観察したり・・・と、盛りだくさんの内容でした。
天敵昆虫はすでに商品として販売されています。ふつうの農薬と異なり、使い方にちょっとした注意や工夫、それから使うタイミングの見極めが必要ですが、上手に使えば強い味方にもなります。
興味を持たれた方は、ちょっと調べてみては?? なかなか面白いですよ。
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